「なりきり」は技術じゃない心だぞワラビー
「なりきり」は技術じゃない心だぞワラビー
「きょうはワラビーが、『ワラビーになろう型がみ』のつかい方をおしえるよ!」
8月3日(日)午前10時から、那覇市久茂地のタイムスビルで行われる「ワラビーまつりin那覇」。まつりのイベントのひとつ「なりきりワラビー」は、来場者がみんなでワラビーに扮(ふん)する企画である。
タイムスは今回、手軽な参加方法として「ワラビーになろう型紙」を制作した。みなさんも当日はぜひ、「ワラ耳」「ワラ鼻」を付けて参加していただきたい。
【製作マニュアルはこちら⇒なりきりワラビーの作り方】
イベントを前に、ワラビーに作り方をレクチャーするのはデジタル局課長、吉元晋作。社内でも手先の器用さを誇る、今回の型紙の制作者だ。
名前の「作」は伊達じゃない タイムス一の手八丁 吉元晋作(ワラビーなりきり中)
※目に穴を開けていますが、極端に視界が狭くなるのでご注意を!
「ワラビー、まずは型紙を図に沿って切り抜いて、各パーツに分けていくよ。はさみの扱いに注意してね」吉元が促す。
熱心にハサミを動かすワラビー。ようやく業務への責任感が芽生えたか。
ちなみに、今回は26日の「科学の祭典&ワラビーまつり」のタイムススクラップ教室会場にお邪魔して撮影した。
胸を張って完成した品を示すワラビー。
ワラビー「切りえのワラビーです」
吉元「意外とかわいいな!ていうかあの型紙をどう切ったらこうなるのワラビー!」
ワラビー「………なんでだろ?」
吉元「まあいいや、型紙はまだあるから。今度こそちゃんと作ってよ」
ワラビー「了かいです!」
吉元「今度はちゃんとできたのワラビー…って何だこれ!」
ワラ「花びんにも、見つめあうこいびとにも見えます!」
吉元「ていうか型紙まるで無視してるし!ちゃんと作りなよ、ワラビー!」
ワラ「…すいませんのっぽさん」
吉元「のっぽさん言うな!」
三度目の正直だ。しかしワラビーは、あふれ出る創作意欲を抑えられない。(吉元せんぱいがもとめるもの…ワラビーがつくりたいもの…どっちをえらべばいいんだろう?)
やがてワラビーは、三たび、型紙と向き合った。無心ではさみを動かす。切り分けた各パーツを、これ以上はないという最適な位置に貼りつける。10分間ほど経っただろうか。ようやく、ワラビーの「芸術」は完成した。
吉元「…どう見てもりゅうちゃんだそれー!」
「ワラビー、自分のイベントだろ!ちゃんとしなよ!」ふだん温厚な吉元も、さすがにつっこまざるをえない。
「すいません、らいばる意しきが作ひんにでてしまいました…」しゅんとするワラビー。(でも吉元せんぱいも意がいとノリノリなのに…)とは言い出せないのであった。
~おまけ~