値札がついた青春もあったんだワラビー(前編)
値札がついた青春もあったんだワラビー(前編)
県内の商業・農業・工業・水産業などの専門高校や特別支援学校の生徒が、日ごろの学習の成果を披露する「第18回高校生美ら産フェア」が14日、県立武道館を主会場に始まった。15日まで。
フェアの一環として、タイムスビルでも那覇商業高の生徒による「那覇商カフェ」がオープン。
合わせて、南部農林高校食品加工科の生徒手作りのクッキーやマフィン、ココアスポンジケーキ、タイムスのスイーツ貴公子Tも認めたガトーショコラなどのスイーツ販売も行われた。
午前11時からはタイムセールで農高手作り味噌を販売。高校生がまじめに作って900グラム300円、と破格の値段。さっそくご近所の主婦のみなさんが買い求めているようだ。
そして、スイーツアニマルことわれらがワラビーも、当然のごとく会場に姿を現した。「タイムスビルが、デパ地下みたいになりました!うれしい!」
…アンダーグラウンドに憧れるカンガルー科である。
「…このクッキーはいくらかねえ?」 軽く無視される。クッキー以下の存在感のワラビー。
「ワラビーだ!めっちゃかわいい!」そこで目ざとくワラビーに気付いたのは、南部農林高2年の仲座来夢さん。
「仲座さん、スイーツが多すぎて、ワラビーにはえらべないよ」
「私のおすすめはココアスポンジケーキ。15分も泡立てたから、空気がいっぱい入ってふわふわだよ……ワラビー、ギュッとしたいほどかわいいね!」
「ワラビーはスポンジケーキと聞いて、胃ぶくろがギュッとしました…」 悲しいすれ違いだな。
親切にワラビーを案内してくれる仲座さん。「ワラビー、財布持ってる!」
「ハイ!…でも、村井せんぱいに、むだづかいするなって言われています…」 ワラビー担当いきものがかり・村井はこの日、スケジュールが合わず同行できなかったのだ。
「じゃあお金、使えないの?」
「ハイ、村井せんぱいに『それはサイフじゃなくて、チャームポイントだと思え』と言われました」
「そうなんだー」
「スポンジケーキもおいしそうだし、ヒラミレモンのドリンクもワラビーを引きつけます!」のどを鳴らす有袋類。「でもワラビーは、むだづかいができない…」
しばらく考えたあげく、タッパーを取りだした。
「こうなったら、あまった食べものを持ちかえるしかありません!」 とんだエコ作戦だな。
「ワラビーのタッパーが、食べものを呼んでいます!なにかちょうだい!」
「ダメだよワラビー。ここにあるのはみんなが一生懸命作った売り物なんだから。お客さんが優先!」農高生に断られた。
「目の前におかしがいっぱいなのに!……村井せんぱい!なんでいないの?」 落ち込みすぎだろ。
(でも、ビルの中からも、おいしそうなにおいがする…)食欲の向く方向へ進むワラビー。
ビル内は飲食スペース。「那覇商カフェ」が提供する沖縄そばを食べる人でにぎわっていた。
なんとそこには、そばを注文する沖縄県の諸見里明教育長(左端)と平良勉教育指導統括監(右)の姿が。
「高校生美ら産フェア」は県教育委員会主催。諸見里教育長らは昼食がてら、タイムスビルを視察に訪れたのだ。
さっそく2人にあいさつするワラビー。「教いく長、とうかつかん、こんにちは!ワラビーです!」
「やあワラビー初めまして。かわいいねえ。『ゆるキャラ』人気も分かる気がするね」気さくに握手に応じてくれる諸見里教育長。
「ワラビー、意外と耳が硬いね」不思議なスキンシップをはかってくる平良統括監。
沖縄そばを待つ間、ワラビーの相手をしてくれた教育長。タイムスビルにさきがけ、主会場の県立武道館を回ってきたという。「専門高校生たちがこんなに笑顔で頑張っているのが一番すばらしいね。満喫しているよ」
「ワラビーは何も食べていないので、満きつにはほど遠いです教いく長…おなかすいた…」
「まあ、とりあえず頑張ってワラビー!」
「……ハイ!」
お年寄りには軽く無視され、教育長には軽く流されるワラビーだった―。
―今回はここまで。ワラビーが「那覇商カフェ」を訪れる後編にご期待下さい!
~ワラビーからお知らせ~
「高校生美ら産フェア」は15日(土)も県立武道館などでやっています!
タイムスビルでは14日に引き続き「那覇商カフェ」(10~15時)がオープン!沖縄そばや天ぷら、カフェフラペチーノを提供するよ!高校生が作った特産品は南部農林から中部農林へバトンタッチ!オクラ麺、ケーキなどを販売します!
1階公開空地では15日12時半から、高校生バンドのライブで盛り上がれます!入場無料です!
また、今回ブログに登場してくれた南部農林高食品加工科のみんなが作ったスイーツは、毎月第3水曜日に同校で開かれる「南農市」で購入可能です!お問い合わせは同校まで!
「タイムスビルにも、南農市にも、遊びに来てね!」







