君とともにさあセカンドシーズンだワラビー
ブログ1周年前夜祭 編
2014年、沖縄タイムス創刊記念日の7月1日に「ワラビーブログ」が誕生して、おかげさまで間もなく1年が経とうとしています。ありがとうございます!(拍手)
記事やタイムスフェイスブック、ツイッターなどへの「いいね!」やコメントも、いつも感謝です。ワラビーや、いきものがかり・村井をはじめスタッフ一同、たいへん励みにしています。
ただ、みなさん大丈夫ですか。はっきり言って、これまでもこれからも、読んでも毒にも薬にもならないブログです。たぶん、新聞とかビートたけしの番組とか見た方がためになると思う。ええ、ネガティブな方向へポジティブなスタッフです。
気を取り直して、今回はブログ1周年を迎えるのを機に、開始以来80本超の記事から、読まれた記事トップ10を紹介。日々有袋類の生態を記録してきたスタッフ(「きろくがかり」とでも呼んで下さい)の立場から、この1年を振り返ってみたいと思います。
その前に、ワラビーブログを読んだことがない人のために(読まなくても人生まったく損はしませんが)、基本的な内容をおさらいしておきましょう。
ワラビーブログってこんなブログ
主役は言わずと知れた沖縄タイムスのマスコットキャラクター、ワラビー。ウチナーグチで子どもを意味する「ワラバー」から名付けられた、久茂地の有袋類です。ワラビーブログは、ワラビーがさまざまな体験を経て成長していく物語です。
ブログが始まる前までは引っ込みじあんで恥ずかしがり屋。みんなの前に出ず、タイムスビルの地下駐輪場で「日がなお菓子を食べながら寝て過ごす」という、隠者のような生活を送っていました。
しかし、それを子どもたちに見つかり、さらに失望されたワラビー。
「これじゃいけない」と一念発起して、「ちゃんとしたワラビー」になることを誓います。
そんなワラビーは、タイムス経営企画室の発言力強化のため、「広報担当特命社員」として表舞台へ引き上げられることになります。画策したのはこの人、経企室長の銘苅達夫。その甲斐あってか、このほど執行役員にも就任しました。会社とは政治です。
ワラビーは豊平良孝社長から辞令交付を受け、タイムス本体、タイムスのイベントの魅力を内外へ発信する役職に就きました。
でもまだまだ単独じゃ危なっかしいワラビーを補佐するのは2人のタイムス社員。通称「アメとムチ」。
まずは「アメとムチのアメの方」、「ワラビー担当いきものがかり」の村井規儀(のりよし)。編集局学芸部主任です。
ワラビーと一緒に、いろんな場所で珍道中を繰り広げてきました。
続いて「アメとムチのムチの方」の小林剛。経企室主任。ワラビーの直属の上司に当たります。
ワラビーに愛情はあるものの、その成長のために「憎まれ役」を自負する小林。ともすればサボりがちな有袋類を厳しく律します。
ワラビーブログは、主にこのメンバーで日々お届けしています。それでは、そんなワラビーの1年間を、カウントダウン方式で振り返っていきましょう。
初めての人はこれ読んどこう・1年間の人気ページランキング!
まずは第10位から。「地上の星…っていうか久茂地の星だワラビー」
那覇市久茂地の街にイルミネーションが点灯した年の瀬の夜に、ワラビーとデジタル部記者の里子(タイムスの女性向けWEBマガジン「W」編集長)が繰り広げたハートウォーミングストーリー。ワラビーの登場が「壁ドン」だったなあ、という印象しか残ってません。ワラビーブログ唯一の夜ロケ。その後ワラビーをタイムスビルに置きざりに、スタッフだけで飲みに行きました。
続いて第9位。「ジンブンニカワル新聞をあしたにつなげるんだワラビー」
沖縄タイムスと県内シェアをめぐり日々しのぎを削る琉球新報社のゆるキャラ、「青いやつ」りゅうちゃんの再登場回。りゅうちゃんの如才なさがぎらぎら光りました。
記事アップ後、両社の間で表現をめぐって色々あったことがいい思い出です。
第8位。「なぜ野球だけ『球児』って言うんだろワラビー」
沖縄タイムスの浦添販売店会学童軟式野球育成大会にお邪魔した回です。野球少年のほかはおじさんしか出てこなかった回なのに上位です。
炎天下だったので、記事中でもリアルでもワラビーのぐったり感が半端なかったです。
第7位。「君こそスターだワラビー 午(後)編」
ワラビーが主役のイベント「ワラビーまつりinなは」回です。ワラビーがイベントをレポートしている最中に、いきなりリアルワラビーがやって来るなど、予想外のことがどんどん起こったライブ感が楽しいお祭りでした。
「きろくがかり」的には、ワラビーがかつての「堕落の象徴」だった地下駐輪場で「もうここには戻らない」と決意するところが好きです。成長したなワラビー。
ちなみに今年の「ワラビーまつりinなは」は8月9日開催です!
第6位。「2万人分の鼓動と足音は聞こえたかワラビー」
国内最大級の市民マラソン、NAHAマラソン回です。ブログ開始以来、初めてワラビーファンの皆さんから贈り物を頂いた回でありました。励みになりまくりでした。
クッキーはスタッフがおいしく頂きました。ホントの意味で。今年はワラビーをどんどん、ランナーと絡ませたいと思っています。
第5位。「音のシャワーで銀河を満たすんだワラビー」
RBCiRadioのお昼の人気番組「MUSIC SHOWER Plus+」にお邪魔して、狩俣倫太郎アナ、くだかまりさんの両パーソナリティーにいじってもらった回です。おかげさまでブログ開始以来、FB「いいね」が最多となった回でもありました。
同番組スタッフの皆さんが寛容すぎたので、うちの有袋類はやりたかったことをすべてやってしまいました。スタッフの皆さんが借金の保証人を頼まれることなきようにと、勝手に心配しています。
第4位&第2位。「プロローグ 消えたワラビー 前・後編」
今読み返しても、ワラビーブログの方向性はやはりここから始まっていると思います。
ちなみに強いインパクトを残す「身代わりワラビー」は粘土製で、重量10キロ超。やたら重いため、作った人(不明)の呪詛(そ)的な何かを感じさせます。ワラビーよく運べたな。
第3位「特命って何だかかっこいいぞワラビー」
ワラビーブログ「第1話」が第3位です。「ワラビー担当いきものがかり」村井が初登場。この記事を見て「金ちゃんヌードルが食べたくなった」という先輩がいました。読まれ方は人それぞれだと思いました。
辞令をもらったワラビーの顔が心なしか誇らしげ。ワラビーといきものがかり。「コンビ結成」となったことでも記念回です。
そして、栄えある第1位に輝いた記事はこちら!
ワラビーが県内ゆるキャラブロガー界のトップランナー、琉球新報のりゅうちゃんにお中元を持っていった回です。
ブログスタッフ会議で「ワラビーが一番行かなさそうなところに行くのが面白い」という話の流れに。デジタル部のYさんが言った、
「…じゃあ、りゅうちゃんに会いに行ったら?」
そのままアポ(挑戦状)を試みるタイムスもタイムスですよ。ただ、この非礼なアポを受けてくれたりゅうちゃん&新報社員のみなさんもシャレが分かりすぎると思う。なんていうか、「男前」な皆さんでした。
間が悪い、いきものがかり・村井は折悪しく出張中でしたが、里子がワラビーのお目付け役として、声張って頑張ってくれたと思います。
―以上、スタッフ「きろくがかり」によるワラビーブログ1年振り返りでした。
そしてあす、7月1日からは2年目に突入!「1周年記念更新まつり」として、きょうを含め1週間連続、毎日記事をアップします(予定)!
向こう1年、ワラビーが誰と出会い、何を感じ、どう糧にしていくのかー。スタッフも楽しみにしています。
なかなか成長しないワラビーですが、気長にお付き合い下さいね。2年目のワラビーブログも、よろしくお願いします!
一周年おめでとうございます!佐賀からいつも応援しています!
一部の政治家や作家の言葉に憤っていた昨今でしたが、ワラビーちゃんの姿に癒されました〜。また癒されに来ますね。
「きろくがかりさんへ」さん、コメントと、佐がからの応えんありがとう!
内地の人もいっぱい応えんしてくれているので、タイムスはきっとつぶれません!
ワラビーのことを知っているということは、佐がの前は沖なわに住んでいたにちがいない…。
ワラビーも「きろくがかりさんへ」さんを応えんします!
ここまで書いて、村井せんぱいに「佐賀かー。松雪泰子さんだったらいいなあ」とつぶやかれました…。