ひのき舞台の幕が上がるぞワラビー
ワラビーまつりin那覇 見どころ紹介 編
いよいよ8月9日(日)に迫った「ワラビーまつりin那覇」。前日の8日、那覇市久茂地のタイムスビルでは準備作業が急ピッチで進められていた。
そんなタイムスビルの前には「主役」ワラビーと、ワラビー担当いきものがかり・村井規儀の姿があった。
「…というわけでワラビー、あすの見どころを駆け足でリポートするよ!」
「リピートします!」
「あすの見どころを駆け足で…って、何でもう一回言わなきゃいけないんだよ!時間がないから行くよ!」
「ハイ!」
まずは「おばぁタイムス」「エイトマン」の大城さとし、「うちなー芸能探偵ダン☆」のittetsu両先生によるまんが教室の会場、2階ギャラリーを訪れた一匹と一人。
「机は並べられているけど…」
「まだ準び中です!」
部屋の奥では浦添印刷センターの小宮健が、黙々と新聞紙を丸めていた。
今回の目玉「お宝釣りぼり」の竿作りだ。
「…村井さん、ワラビー、いいかげんにして下さい!集中できないんで!」 怒られた。
「ここもまだまだ準備中だね」
「ハイ!」
そこで、ワラビーが何かを発見した。「あっ、これは去年もあった『ワラビーをさがそう』です!」
「ホントだ。ロビー周辺に隠れた8匹のワラビーを探して、一つの文章を作るやつだね。思わぬところに隠れているから、注意して見てほしいね」
今回、「ワラビーをさがそう」はよりレベルアップ。ひらめきと大胆な発想が求められるクイズラリー「ワラビークエスト」の第一問となった。
「うーん…分かった!ははあ、そういうことか」
「いや、まつり開催前にブログで解答を言うわけないから、そう言っておけば知的に見えるだろ」
「村井せんぱい、ずるいところもすごいです!」 カバン持ち発言の有袋類。
ワラビークエストの受付は1階ロビー。1階ではそのほかにも、来場者がワラビーにふんする「なりきりワラビー」や、新聞を使ったクイズやパズル、バルーンアートのブースがあり、盛りだくさんだ。
続いて3階ホールにやってきたコンビ。ここでは彫刻家「まくら堂」さんが「消しゴムはんこでバッグ作り」の準備をしていた。
「『沖縄タイムス』の題字がこってるね!」
「ワラビーがかわいい!」 出たなナルシスティック・アニマル。
当日は40種類の消しゴムはんこを布地にポンポンと押してオリジナルのエコバッグを作り上げる。似顔絵などの細かい図柄のはんこも2時間程度で完成させるそう。
まくら堂さんが魅力を語る。「絵が上手じゃないと思っている人も、スタンプを押していくだけだから、デザインの楽しさが味わえますよ」
「なるほど」
「ワラビーでもできます!」
そこで、村井が促した。「まくら堂さん、せっかくだからワラビーブログにも登場して下さいよ」
「えっ…ダメです、私顔出しNGなんです!」エコバッグで顔を隠してしまった。
まくら堂さんが言った。「いやいや。いろいろとまずいので、『忍法エコがくれ』です」 忍法て。
「ハッ!忍ぽう!…ワラビーも使ってみたい!」なぜかそわそわする有袋類。「えっと。えっと…」
村井が促す。「忍法『着やせ』とかがいいんじゃない」
「いやいや。この相手の目をくらましている感じがいいんだよワラビー」
「そうですか…」 ワラビー、それは村井の忍法「口車」だ。
(私、いつまでこうしていたらいいんだろう…)戸惑うまくら堂さん。
3階ホールではほかにもしっくいシーサー、糸満張り子のそれぞれ色付け体験ができる。(要材料費)
そして今回の目玉、「お宝釣りぼり」も3階ホール。釣った魚に応じてくじ引きを行い、豪華賞品が当たるのだ。
「大うなばらです!」
竿先に付けられた磁石の力で釣り上げるのだが、くっつき方によってはすぐにバレてしまう。クレーンゲーム的なハラハラ感が味わえるのだ。
「高級食材じゃんワラビー!」
「つぎは、イセエビでグルクンをつります!」
「エビ鯛かよ!価値が逆になってるからワラビー!」 村井がツッコむ。
さらに、ホール奥にはダンボール迷路もお出ましだ。
ダンボール迷路の内外には、大城さとし先生が今まさに楽しいイラストを描いてくれている(8日19時半現在)。
そんなダンボール迷路に、ワラビーもチャレンジ―。
「…やっぱり入れないです!」音を上げる有袋類。
ワラ「みんなはゴールしてね!」
ホールでは舞台も盛り上がる演目が次々と。ママさん吹奏楽団ビビデバビデブーを皮切りに、空気砲が予告されているMR.カガックのサイエンスマジックショー、沖国大吹奏楽部、ゆるキャラパーティーと続く。
タイムスビル10階では子どもの読解力やコミュニケーション能力を育てる新聞スクラップ教室、5階ではキッズヨガ教室がそれぞれ行われる。
2階ギャラリー「チーム美らサンゴ」ブースでは、本島近海に植え付けられるサンゴの苗台に色を塗ったり、メッセージを書き込むことができる。
苗台にメッセージを書き込むワラビー。「サンゴしょうの海を広げるために、ねがいをこめます!」
「いやあ、明日が楽しみだねワラビー」
「ハイ…あっ、小林せんぱい!」
そこに現れたのは、今回のまつりを仕切るワラビー直属の上司、小林剛。「ワラビー、明日のために、トイレの表示を作ってやったぞ。どうだ」
―そんなトイレ表示も見どころのひとつの「ワラビーまつりin那覇」、ワラビーといきものがかりが朝10時からみなさんの来場をお待ちしています!